マレーシアでペットを飼うなら、預け先と移動手段はどうする?

ペットを飼っていると、旅行や一時帰国のときの預け先や、急に動物病院へ連れて行かなければならなくなったときの移動手段に困ることがあります。

日本なら、キャリーバッグに入れるなどのルールを守れば、電車やバス、タクシーなどを利用できるケースも多いですよね。

ところが、マレーシアではそう簡単にはいきません。

マレーシアはイスラム教徒が多い国で、イスラム教では犬を不浄なものとする考え方があります。
そのため、犬を連れての移動や、公共の場所での扱いには、日本とは違ったルールや配慮が必要です。

モントキアラやデサパークシティなど、外国人が多く暮らすエリアに住んでいると、犬を連れて散歩している人を日常的に見かけます。
ペットフレンドリーなお店も多いので、「マレーシアって意外と犬を飼いやすいんだな」と感じるかもしれません。

でも、少し油断すると「ここはダメなの?」と思うことも。

たとえばコンドミニアムでは、プールサイドや廊下などの共有スペースで犬を歩かせることが禁止されていたり、エレベーターの利用に制限があったりします。
建物によってルールは異なりますが、日本の感覚で考えているセキュリティスタッフに怒られたり、トラブルになることも。

日常の足として便利なGrabも、基本的にはペット同乗NG。

たとえば、日本からマレーシアに引っ越してきて、クアラルンプール国際空港から新居まで犬を連れて移動する場合も、普通のGrabではなくペットタクシーなどを手配する必要があります。

この記事では、ペットとクラスのに便利なサービスの紹介をします。

ペットサービスの探し方

Pet Backer
ペットタクシーだけでなく、ペットシッター、犬の散歩、ペットホテルのような預かりサービスなど、ペットに関するさまざまなサービスを提供している人を探して予約できるアプリです。
「旅行や一時帰国で数日預けたい」
「急に病院へ連れて行きたい」
「仕事で家を空けるので犬の散歩をお願いしたい」
そんなときに、近くで対応してくれる人を探すことができます。
ペットのお世話をしてくれる人と、ペットオーナーをつなぐマッチングサービスといった感じです。

主なサービス

  • ペットホテル・預かり(シッター宅などでお泊まり)
  • 自宅でのペットシッティング
  • 犬の散歩
  • グルーミング
  • ペットタクシー
  • デイケア
  • 留守中の訪問・お世話

など、近くにいるシッターやサービス提供者に依頼できます。

仕組みとしては、希望するサービスを登録 → 複数のシッターから見積もりが届く → プロフィールや口コミを比較 → メッセージで日程や費用などの確認 → PetBacker上で予約・支払いという流れです。

イメージとしては「ペット版のマッチングサイト/シッター予約サイト」
と考えるとわかりやすいかなと思います。
PetBacker自身がペットのお世話をする会社ではなく、シッターなどの個人・事業者と飼い主をつなぐプラットフォームです。

ペットタクシーを利用してみた感想

我が家では、ペットタクシーを何度か利用しています。
マレーシアの運転免許をまだ持っていなかった頃や、夫が仕事で車を使っていて使えないときなど、犬を連れて移動したいのに車がない……というときにとても助かりました。

依頼するときは、自宅のエリアと行き先、利用したい日時、片道か往復か、料金などをメッセージで相談して決めます。
その人の評価や口コミを確認したうえで、料金や条件を事前に確認してから予約します。

動物病院へ行くときは、私自身も焦っていることが多く、うっかり「行きだけ」の予約をしてしまったこともありました。
そんなときに、
「病院の帰りの車はあるの?時間があるから待っていてあげるよ」
と声をかけてくれたドライバーさんも。
こういうちょっとした気遣いは、本当にありがたかったです。

感じの良かったドライバーさんには、WhatsAppの連絡先を聞いておき、2回目以降はPetBackerを通さず、個人的にお願いすることもありました。

ペットホテル・ボーディングサービス

PetBackerには、ペットを預かってくれるボーディングサービスもあります。

我が家のわんこは、基本的にゲージに長時間入れることがありません。

一時帰国などで少し長めに預ける場合も、東京に住んでいた頃から「ゲージレスでお世話してくれること」をホテル選びの大前提にしています。

その点、マレーシアでPetBackerを見ていて面白いと思ったのが、個人でボーディングサービスをしている人の多くが、普通の自宅で犬を預かり、家の中で自由に過ごさせてくれるスタイルだったこと。

ペットホテルというより、「犬好きの人のお家にホームステイする」ようなサービスだと感じます。

私はサービスを利用する前に、できるだけ実際の預かり環境を見させてもらうようにしています。(可能であれば犬自身も連れて)

私がチェックしているのは、
・預かり先に他のペットがいるか
・小さな子どもがいるか
・犬はどのような環境で過ごすのか
・1日に何回くらい散歩するのか
・近くに本当に犬を散歩させられる場所があるか
・犬が過ごす部屋の雰囲気や広さ
・衛生的であるかどうか
・他の犬と一緒に過ごす場合の環境

など。

我が家のわんこは子どもの高い声が少し苦手なので、子どもがいる家庭は基本的に候補から外しています。
これは犬によって性格も違うので、自分の犬がどんな環境なら安心して過ごせるのかを考えて選ぶことが大切だと思います。
実際に、これまで10か所近くの預かり先を見に行きました。
残念ながら、私の自宅からの距離や希望する日程、飼育環境などの条件が合わず、実際の利用には至りませんでした。
(我が家が実際に利用しているペットホテルについては、別の記事で詳しく紹介します。)

残念ではありますが、皆さん、外国暮らしで長期間犬を預けることに不安があることを理解
してくれて気軽に対応してくれたことはありがたかったです。

実際に見学させてもらって感じたのは、犬好きの人が本当に多いこと。
「私も犬が大好きだから、預かった犬にも楽しく過ごしてほしい」という気持ちが伝わってくる人も多く、とてもフレンドリーでした。
預け先を探すだけでなく、実際に会って話をしてみることで、「ここなら安心してお願いできそう」という人に出会えることもPetBackerの良さだと思います。

ABOUT ME
マレーシアのAry
東京生まれ東京育ち。ビーチリゾートが大好きで寒いのが苦手。南国に住むのを夢見ていたら日本と冬をこよなく愛するマレーシア人の夫と出会い国際遠距離恋愛を経て2019年 中華系マレーシア人の妻になりました。 このブログでは国際結婚のあれこれや、リアルなマレーシアの生活情報などのんびり綴ってます マレーシアにいる方や、これからマレーシアに来る方などの参考になれば嬉しいです