国際遠距離恋愛から晴れて、結婚して1年。夫婦ともに30代も後半のため
そろそろ赤ちゃんが欲しいね♪早く欲しいね!とコロナ渦という事もあり不妊治療の病院に通い始める前にセルフタイミングを行なってました。
が、1年くらい試しましたがなかなか授からず。その間2回生理期間中に下腹部の激痛があり意識を失って→私立病院に救急受診していろいろと検査をするも原因がわからずで。
生理痛はもともと軽かったのに、今まで感じた事がない痛みに怖くなって日系のクリニックで婦人科検診を受けたりもしましたが原因がわからず。
不妊治療クリニックに通いはじめてやっと腹痛の原因となかなか授からない原因がわかりました。
この記事では私が体験した自覚症状などをシェアします。
子宮内膜症
どんな病気なの?
本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜組織が、子宮以外の場所(卵巣、腹膜など)で毎月のホルモンの変化によって増殖、そして剥離(はくり)を繰り返す病気だそう。
通常、子宮内膜組織(赤ちゃんのベッドになる)は、妊娠しない場合、生理として腟から体外に排出されるけど子宮以外の場所で増殖した内膜組織は腹腔内にとどまって、炎症や痛み、癒着の原因になるそうです。
命に関わる病気ではないけれど、生理のたびに症状は悪化していくので手術や治療を行わないと閉経を迎えるまでお付き合いしなければいけないのでなかなか辛い病気ですね。
私の場合、不妊治療クリニックの医師に指摘され、過去の症状を伝えて診断されました。
症状①
初めての激痛が起きたのは生理2日目の早朝。突然の腹痛と吐き気が襲い目を覚ましました。今までに感じた事ない痛みに脂汗をかいてコロナを疑い、体温を測るも34度台!!(これはこれでとても危険。)熱がないことにほっとするも立てない。歩けない。横になれない。右向きも左向きもNG。正座からおじぎして頭をベッドにつける姿勢どんな姿勢でも激痛。
痛みで意識を失ってました。激痛でお腹に触れるのも痛くて、どの部位が痛いのかもわからない状況。
歩けないし、全く動けないので病院も行けそうになくて痛みが少し引くまで様子をみようと夕方まで過ごすも耐えきれず、夫に抱えられ救急を受診。
生理中だったので婦人科医師に診てもらうも診断は『生理痛』納得いかないものの痛み止めと抗生物質を処方され帰宅。
この日は水しか口にできませんでした。翌日も、痛みは続き数日間歩くとお腹に響くので
ひたすら横になって薬が効くのを待っていました。
症状②
初めての激痛の際に『生理痛』と診断された事もあり毎月生理前からビクビクしてましたが、翌月には元の軽い腹痛も何もない生理に戻って数ヶ月経ちました。忘れかけた4ヶ月目の生理で再び激痛に襲われます。
このときも生理2日目。気になる症状といえば生理が始まる前日に37°C〜37.3℃位の軽い微熱があったことくらいでした。
日中、急に視界が暗くなり貧血みたいな感じになり、冷や汗とともに激しい腹痛と吐き気に襲われ自宅に1人でいたので慌てて夫に連絡しました。
その後、嘔吐を3回繰り返し意識を失い、夫が帰宅してくれて抱えられて私立の救急病院を受診。
尿検査と血液検査をして『尿路感染症』と診断痛み止めと抗生物質など処方され帰宅。
夜になると熱が38℃を超えてました。
この時も歩くたびに振動で痛みが出る立つときは腰を曲げてゆっくり動いてました。
お腹が張っていて翌日も痛くてほぼベッドで寝てました。
数日間、痛みが続き、時折脈打つような頭痛もありました。
尿路感染症という診断も納得がいかなかったのと英語の診療に不安を覚えたので日系の婦人科検診を受診することに。
婦人科検診 受診
血液検査、尿検査、超音波検査、内診、ホルモン検査。子宮頚部細胞診、卵巣がん、乳がん、男性・女性ホルモン、甲状腺ホルモンなどの検査をしました。
2回の腹部の激痛について話すも全ての結果に『特に異常なし』と。
ただ、エコーの際に、右腹部に何か影があって問題はないと思うけど、ここでは検査できないから必要がなら紹介状(レター)を書くよと言われましたが、特に深刻ではなさそうな感じだったのでレターはもらいませんでした。
その後
数ヶ月間、また大きな痛みが出ることもなく不妊治療を始めたところで子宮内膜症だということががわかり、その後チョコレート嚢胞や子宮筋腫、卵管と子宮頚部にも問題が見つかり手術することになりました。
医師の説明では手術が終われば、生理痛や激しい腹痛に苦しむことはなくなるそうですが永久的になくなるわけではなく、生理がある限り再発する可能性は防げません。
でも妊娠を望む場合は不妊の原因になるそうなので、生理痛が重い。もしくは毎月重くなってきていると感じてる方は早めの治療をお勧めします!
※2024年6月追記
手術をしてから生理痛は元に軽い状態に戻って、救急で運ばれたようなひどい痛みは3年間出ていません。