お財布に優しい?パッケージ料金!?
不妊治療を始める上で、やっぱり気になるのが『お金』のことではないでしょうか。
日本で治療すれば年齢制限や回数の制限があっても助成金を申請することもできますが、マレーシアでは全額自費負担になります。
マレーシアではよく『Buy1 Free1(1個買ったら1個無料)』や、ゾロ目の日に行われるセールなど、様々な買い物やサービスで販促活動を見かけますが、驚いたことに不妊治療にもプロモーション価格があります。
治療を進めていくと様々な薬を使用することになりますが薬剤のUnlimited(無制限)プランや、大まかな金額が決まったパッケージ、紹介による割引制度。また、一度の採卵と移植で成功しなかった場合の2回目以降の採卵・移植料金の割引などもクリニックによってあるようです。
ただ、これは時期によってや、患者の年齢、クリニックの中でも医師によって適用されないケースもあるようなのでクリニックに確認してみると良いと思います。
私たちも初めての治療にどれくらい費用がかかるかわからなかったので、コロナ禍の割引パッケージがあったのでそちらを利用しました。
実際に利用したプラン
KL Fertility Centre には
○KLF Package RM16,100(約427,000円)
○Unlimited Drugs Package RM20,100(約533,000円)
体外受精を行うには2つのパッケージがありました。
事前にブログなどで他の方の治療費を見ていたときに薬剤もなかなか高価だという情報を見ていたので私たちはUnlimited Drugs Package を選びました。
パッケージに含まれるもの
○毎回のドクターの再診料
○毎回行うエコー
○治療中の血液検査(エストラジオール、プロゲステロン、ベーターHCG)
○採卵時の麻酔科医の報酬
○排卵誘発薬、および必要な薬(例外あり)
○手術室とデイケア利用費
○採卵1回
○体外受精(IVF)もしくは顕微鏡受精(ICSI)1回
○培養室利用料金
○胚盤胞培養
○胚移植 1回
○必要に応じて有資格者カウンセラーによるサポートカウンセリング30分
プラス特典で、初期凍結料金と1年目の胚保管凍結料金の割引がありました。
支払いについて
一括で支払うと思っていたのですが、
初回、RM7,000(Day2/Day3の通院時)
2回目、RM7,000(Day6/Day7の通院時)
3回目、RM6,100(Day10/Day11通院時)
凍結料金と保管料金は、採卵日に採卵数に応じて割引価格の支払いをしました。
パッケージを利用してみて…
薬によってはパッケージに含まれないものもあり追加でRM50程度と、夫のサプリメントなどがかかりました。都度払いをしていた初診、再診の時よりも大きな金額ですが、事前に把握できたので安心して治療に望めました。
※治療は採卵を数回この後に行ってますが、初めての治療はパッケージを選んで良かったと思ってます。