痛い?痛くない?卵管造影検査と気になる妊活ゴールデン期間!?
そもそも卵管てどんな器官なの??
卵巣と子宮をつなぐパイプのような役割で、卵巣から排卵された卵子を子宮へ運ぶと共に、卵子と精子が出会って受精する大切な器官なんだとか。夫婦でタイミングを合わせていても卵管につまりがあったり、細くなってしまっていると卵子と精子が出会えず受精、妊娠に至れません。
卵管造影検査(HSGテスト)とは?
卵管造影検査は、その卵管が子宮から卵巣まで膣から造影剤を注入し、子宮から卵巣までにつまりがないか?きちんと正常に通っているかをレントゲン撮影(X線)をして調べる検査です。通常、生理が始まってから7日目〜10日目の間に行うそう。
私は、連休にぶつかってしまって、少し遅いけどDay12に検査を受けました。
この検査『激痛』と言う人もいれば『思ったよりも痛くなかった』と意見はさまざまで、私は、この検査用にクリニックで事前に痛み止めを処方してもらって挑みました。
不妊治療の先生によると、病院によって検査料に開きがあるみたいです。
大きな総合病院に行っても行う検査内容や、する人の技量などでは痛みに差がないようなので自宅から近い病院に行くことに。
卵管造影検査は妊娠するためのゴールデンタイム!?
造影剤を注入することにより検査後は卵管が大きく拡がり精子が通りやすい状態になります。そのため、この検査のあと3ヶ月を ゴールデン期と呼ぶそうです。
実際に私の友人も卵管造影検査で卵管が少し細めだと指摘されたそうですが担当医さんが通りをよくしてくれて検査後の排卵日のタイミングでバッチリ自然妊娠、出産に至った子もいるのでただの噂というわけではなさそうです。
検査に向けて
前日から抗生物質を飲み始めます。
当日は検査の1時間前に事前に処方してもらっていた痛み止めを飲みました。
外国での初めての検査ということや事前情報で痛みがある検査だというのを知ってたのでとても緊張しました。
卵管造影検査の当日
受付を済ませ待合室でぼんやり待つこと20分ほど待ちました。どこの病院も予約時間に呼ばれないよなーと思った矢先に呼ばれました。夫は毎回クリニックに付き添ってるのですが、レントゲン撮影なので検査室には入室できません。
緊張のレントゲン室
中に入ると10畳くらいの広さがあり昔の病院の雰囲気の部屋でした。部屋の角に1m四方くらいの小さなカーテンで仕切られた着替える場所があり検査着に着替えます。
着替えが終わると検査台に横になりドクターを待ちます。
マレー系の女性看護師3名がマレー語で何やらごお喋りしながら準備してくれてるのを聴きながら、寒い…検査着なのもあるけどマレーシアの病院て本当どこも寒い…。いくら羽織る物持ってても検査着ではどうにもできないな…。なんて考えてたらマレー系の女医さんが登場。
横になったまま、名前やパスポート番号、年齢、今までにこの検査の経験があるかなどを聞かれていざ検査開始!!!
卵管造影検査
卵管造影検査は初めてでしたが下調べでは、
①レントゲン台に横たわる。
②膣付近の洗浄(バシャバシャされる)
③造影剤を注入する機械挿入
④造影剤注入
⑤バルーンが膨らまされる(←これが痛いらしい!!)
⑥お腹苦しい状態のまま仰向けから左右に体を傾けたりして撮影する。
⑦終了(お疲れ様でした!)
イメージトレーニングをして望んだのですが…
実際は、①すでに横になってたので、
②消毒はバシャバシャ液体をかけられたり乱雑な扱いではなかったです。
③造影剤の機械の挿入がされ造影剤が注入され始めたところで…
激痛!!!!!いったーい!!何これ!?めっちゃ苦しいし痛い!!
痛み止め飲んだのに、え!?は!?どゆこと!?痛い!?
バルーンを膨らますタイミングに痛くなると思ってたので、かなり油断していたので突然の激痛に目ひん剥きました(*⁰▿⁰*)
マスクしてるから表情が伝わらない中(コロナ禍だったので)必死でPain …と伝えるも
Dr:体を右に傾けて〜、はいストップ!
私:Pain…(か細い声出ない痛い)
Dr:呼吸して〜はい、左に傾けて〜
私:痛い!Pain !!!!(←必死)
頭の中は、早く終わらせねば!!!待ってろ!私のゴールデン期!!という気持ちと、
あー無理!全然無理!ちょーーーーー痛い!!
いったっーーーーーいいいいいいいいいいい!!!!!!!泣泣
これ、こっからバルーン膨らましたら死ぬ痛みでは!?と考えているうちに
Dr:はい終了。左右の卵管どちらも閉じてますね
私:は!?左右とも!?
Dr:レポート準備するから待合室で待っててね。
終了。
検査自体は時間にして10分程だったと思いますが地獄でした。おまけに両側とも卵管が閉じていたのでゴールデン期どころか自然妊娠出来ないことが決定しました。残念。
不妊治療クリニックに通い始める前から
夫とは年齢のことも考えて早くて確率の高い体外受精をしようと決めていたので、さほどショックを受けることもなく、とにかく痛くて驚いて残念な検査結果でした。
※追記:私たち夫婦は体外受精をすると事前に決めてましたが自然妊娠を望む方で私のように両方とも卵管閉塞の場合、FT法という卵管を開く手術もあるようです。一度検討しましたが主治医が卵管を通したところで自然妊娠の子宮外妊娠の確率を上げることにも成りかねないということと、術後は数ヶ月不妊治療が行えないと聞いて私は行いませんでした。ご自身の年齢やご主人の意見や主治医の意見を参考になさってください。※

検査後の痛み
検査中こそ激痛に震えてましたが検査後は普通に歩けたし、帰宅後も特に腹痛もありませんでした。
人によって痛みがあったりなかったりというのは、もしかしたら左右のどちらかが塞がっていたり、何か出来物や通りが良くないと痛むのかな?と思いました。
かかった費用
○卵管造影検査(HSGテスト)
○診断書
合計金額 RM361.50(約9,500円)
翌日、レポートを持って不妊治療クリニックに行きます。