予約・初診・検査とその費用
こちらの記事はKL Fertility Centreの2021年の初診をもとにしています。プロモーションなど最新の情報はクリニックに直接お問い合わせください。
クリニック・ドクターの予約の取り方
どのクリニックに行くか決めたらクリニックに連絡してドクターの予約を取りたい旨を伝えます。日本の不妊治療クリニックでは診察するドクターの指名が出来ないことが多いようですがマレーシアではドクターを指名して担当してもらうことができます。
クリニックは決めたけどドクターが決まっていない場合は、希望する日時を伝えて空いているドクターや、女医さん希望などを伝えると良いと思います。
その時に注意したい事は、不妊治療が始まると女性の生理の周期によって多い時は週に3回ほど通うこともあります。ドクターによっては何箇所か病院を掛け持ちして働いている方もいるようなので自分の周期とドクターの出勤が合わないなんて事が出てこないようにそのあたりも受付に確認しておくと良いと思います。
私は英語の電話が得意ではないので、メールでグーグル翻訳で何度も確認しながら予約を取りました。治療が始まってからも頻繁にスタッフとはやり取りしますが間違いがないように極力メールでやりとりするようにお願いしています。
クリニック選びはこちらの記事をご覧ください↓
○【マレーシア で不妊治療】クリニック、ドクター選び
不妊治療クリニックの初診ですること
ざっくりと初診の流れはこんな感じです。
①問診→②エコー→③血液検査→④スパム(精子)検査→⑤お会計
受付からお会計まで2時間半くらいでした。
お仕事をされてる方などは半休をとっておく安心かもしれません。
①問診(夫婦)
ドクターから聞かれたのは、
私たちの結婚した時期、自己タイミングをしていた期間や、最後の生理が始まった日と生理周期。過去に妊娠・中絶歴の有無、生理痛の有無、夫婦の喫煙歴、飲酒の習慣、アレルギー、家族の病歴などでした。
直近の生理が始まった日や周期などはメモを持参すると良いと思います。
プラス私は服用中のサプリメントの写真を撮っておきました。
直近の健康診断の結果があれば持参するようにと言われましたが確認はされませんでした。
診察時間はとても短いけど(エコー入れて15分前後)ドクターはグーグル翻訳で日本語を調べて説明してくれました。
聞き漏らしたくなかったので私たち夫婦は診察の時は必ず、毎回スマホのボイスレコーダーを使って録音するようにしています。
②エコー(妻)
ベッドに膝を立てて横たわり下半身に布をかけてエコーを行います。日本の産婦人科のような足を開く機械式の椅子はマレーシアでは見たことがありません。
モニターが目の前にあるのでよく見えます。
問診を元に、生理周期の何日目で左右の卵巣に卵胞の数や大きさや子宮周辺に病変がないか?などを確認します。
私は子宮内膜症であることが判明。これは大きな問題では無いとのことでしたが、治療を始める前に激しい腹痛があってデサパークの病院やモントキアラの日系病院などで検査してもずっと原因が分からなかったので良いことではないですがスッキリしました。
飲み始めた方が良いサプリメントについての説明を受け、次回は生理が始まったら2日目に予約を取るようにと言われ待合室に戻ります。
ドクターによる診察はここまで。
私たちは妊娠のための検査をしてなかったので必要な検査を受けることにしました。
③血液検査(夫婦)
妻:AMH検査、ビタミンD検査、ホルモン検査
夫:ホルモン検査
④スパム検査(夫)
精子の数や活動の数値を調べます。小さなカップを渡されて小さな個室にソファとモニターがあって自分で番組を選んで採精します。多国籍な番組展開だったと言ってました。
⑤お会計。気になる費用は?
初診でかかった費用はRM1625!!!(約42,500円)
た…高い…。検査の費用は調べていなかったのでとても驚きしました。(この後どんどん金銭感覚がぶれていきますが…)
KL Fertility CentreにはUnlimited Drug Packageというプランがあったので後日こちらを利用しました。
【内訳】
○初診料 RM190
○エコー RM165
○AMH検査 RM 350
○ビタミンD検査 RM350
○妻ホルモン検査 RM210
○夫ホルモン検査 RM210
○スパム検査 RM140
○管理費 RM10
合計金額 RM1,625(約42,500)
帰り道、ドクターに勧められたサプリメントを購入して帰りました。
○マルチビタミン 毎日1タブレット←どのブランドでもOK
○オメガ3(Omega3)
○コエンザイムQ10(CoQ10)100〜150mg/日
クリニックに通い出す前から飲んでいた葉酸、リジン(Lysine)このまま続けるようにとのことでした。