ドレスアップした女性の存在はレストランではお店を華やかにしてくれるとても大事な存在です。レストランで事前に予約していなくても店内の眺めの良い席に案内されたり、ちょっとしたサービスを受けたり、あなたのテーブルにシェフが足を運んでくれたりしたら…それはお店から歓迎されている証拠でしょう。それとは真逆にレストランではあまり歓迎されない振る舞いをする方もいます。
こちらの記事では、有名レストランで働いていた際に『悪目立ち』してしまっていたゲストの残念な身のこなしを6つご紹介します!
皿の上にバッグを置く
少しオーバーな表現で書きましたが、テーブルクロスが敷かれているお店ではテーブルクロスは『お皿』と同様の扱いをしています。席に案内されるなり男女ともに手荷物をどかっとテーブルに置かれる方もいますがこれはNGです。
前菜の前に運ばれるパンはクロスの上に直接置くこともあります。お料理が運ばれる前だとしてももテーブルの上にバッグを置くのはマナー面だけでなく衛生的にもよくありません。
小ぶりのバッグであればテーブルに通された際に、空いている席に促されれば空いている席に置きます。椅子の背もたれと体の間に置くのも良いでしょう。バッグの底部分に鋲がある場合は左足元に置くのもOKです。
テーブルクロスが敷いていなくてもやはりレストランではテーブルの上にバッグは置かないようにしましょう。
キスマークにご注意を!
グラスにべったり口紅が付かないように飲み物を飲むには必ずナプキンで口元を押さえましょう。これは食事のマナーのひとつでもありますが、食事中に飲み物を飲むときはグラスに口をつける前にナプキンで口元を押さえます。これは食べかすがグラスに付着しないように行うのですが、同様に口紅も料理が運ばれる前に軽くオフしておくとスマートです。
アイコンタクト
レストランを訪れる際、ウェイターを呼ぶのはエスコートする側に任せるのが望ましいですが、お相手も食事や会話に夢中で気づいてもらえないときや、男性によってはレストランで緊張してウェイターと話したがらないなど、女性が呼ぶ場面もあると思います。
そんな時『すみませーん!』などと大きな声は出さないようにしましょう。他のテーブルのお食事の邪魔になってしまいます。目を合わせてお水や飲み物が欲しい時などはグラス、食事を終えたお皿を下げてもらいたければお皿に手を触れるなどのジェスチャーや、軽く手を上げればテーブルに来てくれます。食事相手との会話は楽しく続けましょう。
ナプキンの使い方
2つ目にも書きましたが、膝の上に置いたナプキンは食事中、飲み物を飲む前に必ず、口元を押さえます。これは食べたものがグラスに付着させないための配慮です。
『料理食べる→口元押さえる→グラスに口をつける』
『料理食べる→口元押さえる→グラスに口をつける』
ナプキンは席につく際、ウェイターが膝の上に乗せてくれる時もあれば自身で膝の上に置く場合もあります。食事中にお手洗いに席を立つ際には椅子の上に軽く畳んで置いて席を立ちます。テーブルの上にナプキンを置くのは食事が終わって席を立つ時のみです。この時もきれいに折り畳む必要はなく軽く畳んでテーブルの上に置きましょう。
シャッター音
綺麗な店内やお食事をSNSに投稿したい気持ちはわかりますが、カメラのシャッター音には気をつけましょう。また温かいものは温かいうちに。冷たいものは冷たいうちに是非召し上がってください!
足元にご注意を
性格は顔に出る。生活は体型に出る。本音は仕草に出る。感情は声に出る。センスは服に出る。美意識は爪に出る。清潔感は髪に出る。落ち着きのなさは足に出る。一度は耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
コース料理ともなると2時間位席に座りっぱなしのこともあります。そんな時に出始めるのが足の疲れや落ち着きのなさ。特に履きなれない靴で1日過ごした日など美味しい食事とお酒や楽しい会話でリラックスし始めると共テーブルの下で半分靴を脱いで足をぶらぶら…。
同席しているお相手や、近くのテーブルからは目立たないかもしれませんが、離れた席からは丸見えなので絶対にやらないでください。
まとめ
レストランなどのテーブルマナーは、一度身につけてしまえば食事を堂々と自信を持って快適に楽しむことができるようになります。日本国内のみならず海外旅行でもドレスアップとスマートなゲストはお店からとても歓迎されます。
また、マナーももちろん大切ですが何よりもお相手との素敵な時間を楽しんでくださいね!