私は犬が大好きで、20年以上愛犬たちと時間を過ごしてきました。その中で私自身が感じたこのルールは良かったことや、もっとこんな風に教えてあげたらお互い良かったと思った事をご紹介します♪
これからワンコをお迎えしようと検討中の方や、子犬ちゃん、成犬くん、老犬さん。闘病中の飼い主さんにも読んでもらえたら嬉しいです。
目次
愛犬と長く一緒に過ごすルール11
1、続けられない習慣は教えない。
飼い主側が、ワンちゃんに対して続けられないことで、ワンちゃんにとって楽しみになることは教えないことです。例えば、飼い主の気まぐれで人の食べ物をあげたりすることもNG。
私自身は、お散歩を毎日の習慣にしませんでした。もちろん、彼らにとって運動不足は大敵なので子犬〜成犬時代は毎日おもちゃがよだれでびちゃびちゃになるまで(笑)遊んでました。
2、毎日大好きだよ〜愛してるよ〜と声をかける。
人の言葉はわからないけれど毎日言います(笑)言葉に出さない時も心の奥底から思って体を撫でてあげたりすると確実に愛情は伝わります。
3、わんこを人より下だと見下さない。
生まれて直ぐに親元を引き離され私たちのところへ来てくれた。可哀想な面もあるけれど、人を信頼してくれる子達を見下したり適当に扱っちゃ絶対にダメです。
4、わがままは聞かない。
子犬ちゃんから成犬さんになってくると、ある程度、遊んで!かまって!おやつ食べたい!とか、彼らも要求してきます。時には吠えたりね。一度要求が叶うと彼らの成功体験をアピールしてきて結果的に無駄吠えしたり、いたずらをしたりするのでNG!我が家もクゥーンクゥーン鳴いて要求してくるのが可愛くておやつをあげてたら成犬君になったら逞しい吠え声を披露するように。これは失敗体験。
5、教えた事しか知らないという事を常に把握しておく
こちらも失敗談ですが、はじめてお迎えした子は生後3ヶ月頃にはじめて吠えたのですが、あまりにも小さな体から大きな声が出たことに驚いて感動してしまって『わー!すごーいー!』反応して、おまけに、いい子いい子してしまったので、その後病気になるまで体の割に大きな声が出る元気なシニア犬に成長してしまいました。
6、彼らのストレスは全て飼い主が与えたものだと理解する。
ひとりが嫌。かまってほしい。撫でてほしい。一緒に眠りたい。ソファに上がりたい。引越しや新しい家具、家族が増えた時、今までは、良かったことがダメになった時にストレスは、みんな飼い主がもたらしているものだと思います。犬たちにとって『いつもと違う』ことはストレスを感じやすいように思います。子犬の頃は、コロコロして可愛らしかったからたくさん遊んだけど、大人になったら遊ばない。では彼らが悲しくなったり寂しくなるのも当然です。お迎えした時から見送るまで、一貫した態度で向き合ってあげてください。
7、子犬時代はベストではない
わんこ達は大きくなるにつれてルールを覚えてくれるし、留守番が長くて嫌な時はゴミ箱倒して不満をアピールしたり(笑)無言のコミュニケーションが取れるようになったり、人の表情をよく見ているので落ち込んでいたら近くでそっと寄り添ってくれたり。空気が読めるので家族が喧嘩しようものなら、真ん中に入って仲裁に入ったりもして、しっかり家族の一員として活躍してくれます。子犬ちゃんも可愛いけど、年を重ねるごとに愛情は増していきます。例え年を重ねて目が白くなっても、歯が抜けてしまっても、寝たきりになってもずっと愛してあげてください。
8、彼らが病気でも笑顔で安心させてあげる
人間だって、体調が悪くなれば不安になりますよね。愛犬ちゃんが辛い時は飼い主さんも心配で不安な気持ちになってしまいますが、そんな時は側に寄り添い『大丈夫だよ』と優しく微笑んで撫でて安心させてあげましょう。
9、病院・先生選びをしておく。人目線で置き換えて選ぶ事
年齢を重ねていくと、人と同じように様々な不調が体に現れてきます。若い頃はワクチンやフィラリア、健康診断ぐらいしかお世話にならなくても、年齢を重ねて疾病が見つかると動物病院と先生によって愛犬ちゃんの寿命が左右すると思います。
病気でも先生によって年齢で治療を諦める方向に話をする先生や、外科手術を勧める先生。
人間と同じようにセカンドオピニオンで他の先生の意見を聞いたり、歯科が強いとか、心臓、呼吸器系が強いなど専門の先生と病院を探してみてください。
治療は、その子の体力と症状をしっかりと診て一緒に考えてくれて、場合によっては他の病院を紹介してくれる先生を探してあげてください。何件まわる事になったとしても良い先生は本当に居ます!
余談ですが動物病院の料金はピンキリなので私は友人の勧めでボロボロの服を着てお金がなさそうにしてます(笑)
10、亡くなるかも?と言う心の準備はいらない
『持ってもあと1週間でしょう』『もしこの病気なら2ヶ月です』
実際、病院の先生に言われると壮絶なショックを受けます。泣き出してしまう方もおいのではないでしょうか。でも、飼い主さんに出来る事は目の前にいる子が不安にならないように優しい微笑みでそばに居て安心させてあげることだと思います。
入院か自宅療養か、治療を続けるか止めるのか。一緒に側で暮らしてきた人にしかわからない事たくさんあるんです。
『心の準備を』と言われても、その子が元気になることをどうか飼い主さんは諦めたり悲観せずにそばで励ましてあげてください。
11、家に来た日から見送った後も愛し続ける
出会って、わんこが家に来てくれて一緒に時間を過ごして一緒に年を重ねて、お互い性格もよく知って、お出かけして、お友達もできて楽しく過ごして、病気になって、たくさん、心配して看病して看取って、そのあとも、その子が残してくれた豊かさや言葉のない愛情は、飼い主が忘れなければ永遠です。見送ってからもずっと愛し続けてます。
『ペットロス』なんて呼び方をしますが、現実はそんなに簡単な一言では収まらない感情がたくさんあると思います。無理に乗り越えようとしなくていいと思います。体温や香り、しぐさを目の前で見れないのは、すごく寂しいけれど、もう犬を飼いたくない!あんな思いはこりごり!なんて言わないでほしいです。最期を看取るのは悲しいことですが、それ以上に彼らは幸せな時間をくれるのですから!